今年のグループ展のテーマは「カフェ」☆
初の京都開催ということもあって、
京都らしいモチーフを取り入れてみました。
タイトルは「月下美人の寛ぎ」
月下美人はご存知の通り、夜の僅かな時間に咲く
神秘的な大変美しい花です。
その花にも増して初々しくも艶やかな舞子さんを表現してみました。
月の下ではなく、人口の光と月下美人
、
舞子さんとティクアウトのカップというミスマッチも
面白いと感じてもらえると嬉しいです。
舞子さんの顔の角度とカップの角度に注目してください。
反対なんです。少し不自然でしょう?
寛ぎながらも、どこか品を作っているような佇まい、
それはきっと無意識なんでしょうが
舞妓姿でいることの緊張感も漂わせたかったのです。
そして画面の外に向けらえた視線、
舞妓さんはひとりなのでしょうか?
それとも隣に誰かいるのでしょうか?
想像をひろげてください(*^^*)
今回は展示会の看板も制作させていただきました。
モチーフの建物はイギリスのリバティ百貨店をモデルにしています。
窓が格子のようになっていて、京音の町家をイメージさせます。
紅茶好きの私としては、「カフェ」というとお茶♪
さりげなくイギリスの香りを感じるデザインにしました。
伝統と革新・・・
京都とイギリスって似ているところがありますよね☆
それぞれ、京都とイギリスをモチーフにしていますが、
木目模様を使ったり、夜や灯りといった共通点でふたつの作品を繋げています。
みんさんは、どんなふうに感じてくださったでしょうか?